プロのような文章を書く5つのポイント
僕は、「文章には正解がない」と
考えています。
絶対に、こう書かなければならない
というものはない、といった意味です。
けれども、
人に何かを伝えるために
文章を書く場合、
つまりプロのような
文章を書くためには、
いくつかのポイントを押さえることが
大切だと考えています。
今回はそのなかから、
とくに重要な5つをご紹介します。
①一文を短くする
文章は、一文が長くなるほど
技術が必要になります。
文章を書くことに
あまり慣れていないうちは、
一文を短めにするのがおすすめです。
例)
僕は朝起きて、
シャワーを浴びてから、
コーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れた。
⇒一文を短くすると……
僕は朝起きてシャワーを浴びた。
そのあとコーヒーメーカーを使って、
コーヒーを淹れた。
②リズムを整える
文章のリズムを整えると、
プロが書いたような文章になります。
例)
彼は学校に行き、
友達と遊び、
夕方、家に帰りました。
⇒リズムを改善すると……
僕は学校へ行って友だちと遊びました。
そして夕方、帰宅したのです。
※補足
読点(、)は、
一文あたり最大3つまでにしたほうが、読みやすくなります。
③一文一意にする
一文に、ひとつのことしか
書かないという意味です。
例)
彼女は、
レストランで美味しい食事を楽しんで、友だちと映画を観に行った。
⇒一文一意にすると……
彼女はレストランで美味しい食事を楽しんだ。
その後、友だちと映画を観に行った。
④誤字脱字をなくす
誤字脱字があると、
素人っぽい印象を与えてしまいがちです。
とはいえ、
誤字脱字を完全に防ぐことは、
難しい側面があります。
どれだけ気をつけていても、
見落とすことがあるからです。
それを踏まえたうえで
誤字脱字を防ぐには、
次のことに注意するのが大切です。
- ・何度も音読すること
- ・音声の読み上げ機能を使うこと
- ・校正ツールを活用すること
- ・他の人にも読んでもらうこと
以上4つを取り入れることで、
極限まで誤字脱字を減らすことができます。
⑤推敲する
推敲とは、文章を修正、
改良する作業のことです。
積極的に取り入れることで
文章の質を高めることができます。
また実際に推敲するときは、
原稿を書き上げてから
最低でも1日は
日を置いてください。
※難しければ半日程度でもOK
日を置くことを
「原稿を寝かせる」とも言いますが、
そうすることで
客観的な視点から
原稿を見直すことができます。
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